フェレット情報 - 【2】フードの酸化と添加物
フードは、開封すると酸化がはじまります。
フードが酸化すると、酸化によって生じた過酸化物により消化器障害を引き起こすこともあります。
また、風味や味の劣化による食欲減退、栄養素が分解、破壊され栄養価の低下の原因にもなります。また※ラジカル反応を起こし、発がん性が高くなります。
(※ラジカル反応---脂質過酸化反応の最終生成物は、変異原性及び発癌性を有することがあると言われています。)
基本的には、開封後は、空気に出来る限り触れないようにフリーザーパックのような密閉型の袋を使用されるとよいです。
タッパーなどでは、空気を含んで密閉するために酸化は進みます。
その酸化を防ぐために酸化防止剤が使われているフードがあります。
製造段階において使用されるものは原材料として表記されますが、安価な低品質フードで使用される原材料には酸化防止剤などの有害な化学物質が使用されていることがありますが、原材料段階で使用されているものは表記されないことがほとんどです。
酸化防止剤の代表的なものとして、
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトリエン)、エトキシキンなどがあります。
これらの酸化防止剤は、体内に取り込まれても解毒により排出されていきますが、少しずつ蓄積されて、やがて有害物質がガンなど現代病の引き金となりフェレットの体をむしばむようになることがあります。
なかには解毒の苦手な子もいるでしょうし、蓄積されやすい子もいるかもしれません。
そして、これらの酸化防止剤のアメリカでのペットフードへの使用上限値は、人間の基準値より相当高めに設定されているとの事です。
現在では、これらの酸化防止剤を使用するメーカーは少なくなりましたが、一部のメーカーや家畜飼料や動物園フードなどではまだ使用されています。
どこのメーカーも使用していることを正当化する説明をされますが、使用されていないにこした事はないはずです。
研究の結果からは、長期間投与をした結果、どれも肝機能障害や癌などを発生さる可能性があると報告されていますので、絶対に与えたくありませんね。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
1954年にアメリカで食品添加物として認められ、日本では、1956年に食品添加物として認められています。
その後の研究において動物実験の結果で発ガン性があることが明らかになり、厚生省は、BHAを食品添加物の指定からはずす措置を取ったのですが、BHAを多量に使用している欧米の国々から反発があり、使用禁止を撤回した経緯があります。
現在では、バーム油およびバーム核原料油に限って使用が認められています。(バーム油は日本ではなじみが少ないのですが、食用油として使用されています。)
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
変異原性(遺伝情報(DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす作用)、皮膚炎、アレルギー、発がん性、体重低下、脱毛など原因とされ、その強い毒性から、現在の日本では食品への使用が認められていません。
Ethoxyquin(エトキシキン)
過去にも現在にも日本で人の食品添加物として使用されたことはありません。
一部のフードメーカーでは、自主検査でエトキシキンが微量でも検出されると、自主回収をされるところもあります。











