栄養素辞典 - MSM
MSM (Methyl Sulfonyl Methane)
健康のための硫黄
健康な新生細胞の形成に最も重要な材料のひとつに有機硫黄があり、MSMという名前で知られています。この大元素はすべての動植物の細胞に存在し、命に極めて重要な物質です。硫黄は人体の体重に対して0.25%以上を占めていますが、動物も植物も自然の硫黄を直接利用できず、MSMのような有機体の形態でしか利用できません。
MSMは結合組織、酵素、免疫グロブリンの合成に必須の硫黄を提供します。硫黄はまた健康な被毛と爪の形成にも重要な要素です。(注意:処方薬のサルファ剤と混同されないようご注意ください。これは体質によってはひどいアレルギーの原因となることがあります。)
MSMは非常に無毒で非アレルギーの物質と考えられています。
MSMを必要とする理由
MSMは体内に存在する自然の形態のものであり、また果実や野菜に広く含まれています。加工食品の加工と熱によって必須MSMは破壊されます。また、加齢とともにMSMの濃度は低下します。MSMをサプルメントとして摂取することは健康を強力にサポートすると考えられます。一日の摂取量の目安は1000-2000mgです。
MSMとアレルギー
MSMは重要な抗アレルギー物質と考えれています。研究の結果環境毒素、寄生虫とアレルギーに対するバリアーを維持する極めて重要な役割を持っていると示唆しています。MSMは鼻孔、肺、皮膚、消化器官の内壁の上皮組織を強化する働きがあります。これらは防御組織の最前列にあり、内部組織への異物の進入を防ぎます。
MSMと炎症
体内のMSMの約半分は筋肉、皮膚、骨に集中しています。MSMの最も重要な利用方法のひとつに痛みと炎症を緩和する能力があることが実証されています。(硬い)繊維細胞が腫れ、炎症を起こすと圧力と痛みが発生します。MSMは細胞膜の柔軟性と浸透性を復元させますので組織における体液の通りを容易にし、圧力を均等にし、痛みと腫れを軽減します。
MSMは筋肉の炎症、老人や陸上選手の痙攣の解消と軽減に著しい働きを示しています。グルコサミンとの併用は磨り減ったり痛んだ関節や靭帯の修復と痛みの解消に有効です。
MSMと皮膚
硫黄はビューティーミネラルとも言われるようにコラーゲンの合成に必要であり、皮膚、被毛、爪の健康に必須の蛋白質物質であるケラチン(角質)に広く行き渡った物質です。硫黄の不足は皮膚のひび割れと皺の原因になります。
参考文献
Mindell, E. 「MSM:有機硫黄による奇跡的健康強化」1997著
Whitaker, J. 「筋肉痛の改善と健康へのMSMの応用」1997著
注意
これらの著述はFDAによって評価されたものでは有りません。これらの情報は診断、治療、治癒、予防のためのものではありません。医学的治療が必要な場合は医師にご相談ください。









